季節が変わってしまって気分は浦島太郎です…@@
とりあえず、仕事ばかりしているのは相変わらずです。
danceの稽古もどうにかこうにか必死に細々と継続していて
自分が踊る舞台の機会は今のところないものの
スタッフとしていろんな現場には引っ張り出され
受付したりアナウンスしたり諸々。
ちなみに今週末は教会のチャリティコンサートで司会役。
その前に聖堂の大掃除だけど。
最近は、クラシックのクラスに嵌っていまして
やっぱり奥が深いなぁと思うことしきり。楽しいです。
バレエシューズですが海賊のバリエーションも練習中。
近い将来、どこかで披露できる機会を作れるよう頑張ります。
そしてポアント(トウシューズ)の練習を始めることも今年の目標。
ま、間に合うかしら。
実はバレエのために髪を伸ばし始めたので
ショートヘアの時とは雰囲気が違っていると思います。
久しぶりに髪の毛で遊べてちょっと楽しかったりする。
お正月に着物を着る時にはアップにする予定。
そして今月はやっぱり時節柄、集まりが多い。
しかも4件ぐらい幹事をやっている@@(ひ〜)
イスラエル巡礼メンバーとも集う予定でとても楽しみなのですが…
続きはまたご報告。
2015年12月07日
2015年05月10日
母の日に
晴雨兼用の日傘を贈りました。
色は黒にしようかベージュ系にしようか迷ったけれど
ピンクが可愛かったのでこれに決定。

母も喜んでくれて、良かった。
今日は久しぶりに目黒教会で御ミサに与りました。
「母の日なのでお母さんに感謝して祈りましょう」
私は母とそのまた母、そして
昨年99歳で帰天した代母のために祈りました
ミサの最後にはみんなでそれぞれの「お母さん」に拍手。
おまけ。本日のわが娘。
色は黒にしようかベージュ系にしようか迷ったけれど
ピンクが可愛かったのでこれに決定。

母も喜んでくれて、良かった。
今日は久しぶりに目黒教会で御ミサに与りました。
「母の日なのでお母さんに感謝して祈りましょう」
私は母とそのまた母、そして
昨年99歳で帰天した代母のために祈りました
ミサの最後にはみんなでそれぞれの「お母さん」に拍手。
おまけ。本日のわが娘。

2015年05月09日
GWも終わりましたが
前回の更新が昨年10月の巡礼中って…
途中、どうもWi-Fiの調子が良くなくて
東京に戻ってから更新しようと思っていたら
見事にそのまま放置になっていたという…
ご訪問下さいました皆様、毎度スミマセン。
ベガもこの春で21歳となりましたが
お蔭様で元気に暮らしております。
最近は私に噛みつく+よじ登るがマイブームらしいです。
ボルダリング部に入部したのかもしれません。
体重は2.08キロでまあ、ある意味ギリギリですが
見た目は結構元気で毛ヅヤも悪くないです。
排泄を見る限りは内臓も問題ない感じ。
ちょっぴり困るのは、時々トイレの外に
ピッピやプップがはみ出ていることです…
それから昨年11月に事務所を実家の地下に移転しました。
採光窓はあるので明るいけれど外の天気まではわからない、
でもその分集中できる環境なので事務所としては結構使いやすいですね。
デッドスペースを極力排して、本棚も作り付けの完全オープン。
隠し場所がないので整頓せざるを得ない状況になっております。
また、年間を通じて室温がほぼ一定のため冬は暖かく夏は涼しい。
床は栗の木のフローリングで、床暖房を入れました。
冬場は足元が暖かくて寒がりの私はありがたかったです。
そしてなぜか、移転してから以前よりも来訪者が増えているかも。
まあ、新しい事務所なので皆様が来やすいということはあると思います。
事務所がウチに戻って、父も喜んでくれているのかな…
ということで、半年前から毎日実家に通っているのでした。

入口のシンボルツリーはハナミズキ。
白い花が可憐でかわいいです。
途中、どうもWi-Fiの調子が良くなくて
東京に戻ってから更新しようと思っていたら
見事にそのまま放置になっていたという…
ご訪問下さいました皆様、毎度スミマセン。
ベガもこの春で21歳となりましたが
お蔭様で元気に暮らしております。
最近は私に噛みつく+よじ登るがマイブームらしいです。
ボルダリング部に入部したのかもしれません。
体重は2.08キロでまあ、ある意味ギリギリですが
見た目は結構元気で毛ヅヤも悪くないです。
排泄を見る限りは内臓も問題ない感じ。
ちょっぴり困るのは、時々トイレの外に
ピッピやプップがはみ出ていることです…
それから昨年11月に事務所を実家の地下に移転しました。
採光窓はあるので明るいけれど外の天気まではわからない、
でもその分集中できる環境なので事務所としては結構使いやすいですね。
デッドスペースを極力排して、本棚も作り付けの完全オープン。
隠し場所がないので整頓せざるを得ない状況になっております。
また、年間を通じて室温がほぼ一定のため冬は暖かく夏は涼しい。
床は栗の木のフローリングで、床暖房を入れました。
冬場は足元が暖かくて寒がりの私はありがたかったです。
そしてなぜか、移転してから以前よりも来訪者が増えているかも。
まあ、新しい事務所なので皆様が来やすいということはあると思います。
事務所がウチに戻って、父も喜んでくれているのかな…
ということで、半年前から毎日実家に通っているのでした。

入口のシンボルツリーはハナミズキ。
白い花が可憐でかわいいです。
2014年10月02日
金沢巡礼初日
2015年は、キリシタン大名として有名な
高山右近の殉教から400周年にあたり
彼の列福を願う巡礼も多数企画されているようです。
今回の溝部司教様の巡礼も、テーマは右近です。
金沢初日は金沢城や兼六園も見学しながら
高山右近の足跡を辿りました。
金沢城はこんな感じでした
兼六園は広すぎて一部しか見学できず。
虹橋の灯籠のところで。
昼間は暑くて、ノースリーブで歩いてました。
日焼けしそう…
現在の21世紀美術館の場所あたりに
右近の住んでいた家があったとのこと。
ひがし茶屋町には、右近による
惣構遺構について説明の標示がありました。
夕方は金沢教会にて御ミサ。

右近の像がありました。
2日目は七尾に移動です!
旅は続く。
高山右近の殉教から400周年にあたり
彼の列福を願う巡礼も多数企画されているようです。
今回の溝部司教様の巡礼も、テーマは右近です。
金沢初日は金沢城や兼六園も見学しながら
高山右近の足跡を辿りました。




昼間は暑くて、ノースリーブで歩いてました。
日焼けしそう…
現在の21世紀美術館の場所あたりに
右近の住んでいた家があったとのこと。
ひがし茶屋町には、右近による
惣構遺構について説明の標示がありました。
夕方は金沢教会にて御ミサ。



2日目は七尾に移動です!
旅は続く。
2014年10月01日
京都なう。
おはようございます。巡礼参加第1日目。
まもなく、集合場所の京都東急ホテルより
バスで金沢に向けて出発します。
お天気は晴天。暑くなりそうです。
金沢に着いたらまた報告いたします!
まもなく、集合場所の京都東急ホテルより
バスで金沢に向けて出発します。
お天気は晴天。暑くなりそうです。
金沢に着いたらまた報告いたします!
2014年09月30日
巡礼に行ってきます
ただいま新幹線の車中でこれを書いています。
うまくアップされるかなぁ?
先日、タブレットで作った記事は
なぜかエラーでアップすることができず
やむなくお蔵入りになりました(T_T)
これから、京都に向かいます。
明朝、巡礼団に合流して金沢に移動。
高山右近ゆかりの地を巡る旅となるようです。
巡礼の経過はブログにて報告予定。
うまくアップされるかなぁ?
先日、タブレットで作った記事は
なぜかエラーでアップすることができず
やむなくお蔵入りになりました(T_T)
これから、京都に向かいます。
明朝、巡礼団に合流して金沢に移動。
高山右近ゆかりの地を巡る旅となるようです。
巡礼の経過はブログにて報告予定。
2014年09月25日
2014年09月24日
秋晴れボランティア
昨日はNPO練馬松の実会が運営する
松の実事業所の地域交流事業、
「松の実まつり」のお手伝いに行ってきました。
障害者の方々が自主製作した
雑貨などの小物を販売したり
さをり織りの体験(子どももOK!)、
寄附の品物のバザー、
焼き鳥やフランクフルト、綿あめなどの模擬店、
子ども達が遊べるゲームコーナー、
生花や野菜の販売コーナーなどなど。
今年は朝から素晴らしい好天に恵まれ
人出も多く、おおいに賑わいました。
私は自主製品の販売コーナーを担当。
母は焼きフランクのコーナーでした(260本売れたらしい@@)
![IMG_0203[1].JPG](http://funakikaikei.sakura.ne.jp/sblo_files/tokyovegelife/image/IMG_02035B15D-thumbnail2.JPG)
結構種類豊富な品揃え。皆さん、買ってね☆
隣接する地域集会所ではバザーとこどもコーナー実施中
![IMG_0216[1].JPG](http://funakikaikei.sakura.ne.jp/sblo_files/tokyovegelife/image/IMG_02165B15D-thumbnail2.JPG)
お昼をピークに大賑わいでした
お祭り終了後には皆で後片付けをして反省会&プチ懇親会。
総勢50名のボランティアが協力した楽しいお祭りでした。
若い学生さん達が多数協力してくれるのはホントに心強い。
充実の一日でした^^
松の実事業所の地域交流事業、
「松の実まつり」のお手伝いに行ってきました。
障害者の方々が自主製作した
雑貨などの小物を販売したり
さをり織りの体験(子どももOK!)、
寄附の品物のバザー、
焼き鳥やフランクフルト、綿あめなどの模擬店、
子ども達が遊べるゲームコーナー、
生花や野菜の販売コーナーなどなど。
今年は朝から素晴らしい好天に恵まれ
人出も多く、おおいに賑わいました。
私は自主製品の販売コーナーを担当。
母は焼きフランクのコーナーでした(260本売れたらしい@@)
結構種類豊富な品揃え。皆さん、買ってね☆
隣接する地域集会所ではバザーとこどもコーナー実施中
お昼をピークに大賑わいでした
お祭り終了後には皆で後片付けをして反省会&プチ懇親会。
総勢50名のボランティアが協力した楽しいお祭りでした。
若い学生さん達が多数協力してくれるのはホントに心強い。
充実の一日でした^^
2014年09月23日
チョコレートドーナツ
春からずっと観たいと思っていて
はぁ?今頃か!?という感じですが
先日ようやく観てきました「チョコレートドーナツ」。
以下、ネタバレしないように感想を書いておきます。
確かに「泣ける」という評判は嘘ではなかったです。
ダウン症のマルコを演じた少年の笑顔がとにかく愛らしくて、
これは「守ってあげたい」感が問答無用で押し寄せます。
実母に捨てられ、保護してくれたルディとポールに
「ここ、ぼくのおうち?」と問いかけるマルコ。
二人の頷きに満面の笑みを見せ、そして嬉しさのあまり涙ぐむシーン。
そんなマルコの肩をそっと抱きしめるルディの笑顔。
涙腺決壊。
ただ、ルディとポールがそこまでして
他人であるマルコのために尽くす理由が
よく判らないと言えば判らない。
ルディはもともと家族がほしかったからなのかもしれませんが、
その辺は明確には描かれておらず。
マルコの方も、最初は実母を慕う素振りが描かれますが
後半では「お父さん二人」のいる「おうち」に帰りたがります。
けれども3人が家族として絆をはぐくむ過程があまり描写されていないので
ちょっと説得力に欠ける感はある。
他方、ルディとポールがゲイのカップルであるゆえの
社会の差別については丁寧に描かれています。
さすがにアメリカでも35年前はこうだったのかと…。
ただ、差別を受けるルディとポールがひたすら気の毒な善人で、
差別意識を持つ人達が徹底して歪んで狭量な人間というようにも見え、
ちょっと図式化しすぎにも感じました。
存在感ではルディを演じたアラン・カミングが抜群。
彼はリアルでもバイセクシャルを公言し、
女性と離婚後、2度目の結婚は同性婚だとのこと。
そのせいか?映画では役柄のルディを地でいくような熱演でした。
ルディは歌手を夢見る、クラブのショーダンサー。
ポールに背中を押され、チャンスを掴んで夢を実現する暗示で映画は終わります。
そこに、差別に苦しむマイノリティの明日への希望が重なる。
ずば抜けて歌がうまい!とまでは思えなかったけれど
彼が歌う「T Shall be released」はとても良かった。
エモーショナルで、心に残りました。
なにぶん重いテーマなので観終わった後味も苦め。
ほろ苦いビターチョコレート。
でも希望も垣間見えました。
地味ながらロングラン中で
都内なら渋谷のアップリンクでも上映が始まったようです。
ちなみに原題は「ANY DAY NOW」で、
邦題の「チョコレートドーナツ」は秀逸と思います☆
はぁ?今頃か!?という感じですが
先日ようやく観てきました「チョコレートドーナツ」。
以下、ネタバレしないように感想を書いておきます。
確かに「泣ける」という評判は嘘ではなかったです。
ダウン症のマルコを演じた少年の笑顔がとにかく愛らしくて、
これは「守ってあげたい」感が問答無用で押し寄せます。
実母に捨てられ、保護してくれたルディとポールに
「ここ、ぼくのおうち?」と問いかけるマルコ。
二人の頷きに満面の笑みを見せ、そして嬉しさのあまり涙ぐむシーン。
そんなマルコの肩をそっと抱きしめるルディの笑顔。
涙腺決壊。
ただ、ルディとポールがそこまでして
他人であるマルコのために尽くす理由が
よく判らないと言えば判らない。
ルディはもともと家族がほしかったからなのかもしれませんが、
その辺は明確には描かれておらず。
マルコの方も、最初は実母を慕う素振りが描かれますが
後半では「お父さん二人」のいる「おうち」に帰りたがります。
けれども3人が家族として絆をはぐくむ過程があまり描写されていないので
ちょっと説得力に欠ける感はある。
他方、ルディとポールがゲイのカップルであるゆえの
社会の差別については丁寧に描かれています。
さすがにアメリカでも35年前はこうだったのかと…。
ただ、差別を受けるルディとポールがひたすら気の毒な善人で、
差別意識を持つ人達が徹底して歪んで狭量な人間というようにも見え、
ちょっと図式化しすぎにも感じました。
存在感ではルディを演じたアラン・カミングが抜群。
彼はリアルでもバイセクシャルを公言し、
女性と離婚後、2度目の結婚は同性婚だとのこと。
そのせいか?映画では役柄のルディを地でいくような熱演でした。
ルディは歌手を夢見る、クラブのショーダンサー。
ポールに背中を押され、チャンスを掴んで夢を実現する暗示で映画は終わります。
そこに、差別に苦しむマイノリティの明日への希望が重なる。
ずば抜けて歌がうまい!とまでは思えなかったけれど
彼が歌う「T Shall be released」はとても良かった。
エモーショナルで、心に残りました。
なにぶん重いテーマなので観終わった後味も苦め。
ほろ苦いビターチョコレート。
でも希望も垣間見えました。
地味ながらロングラン中で
都内なら渋谷のアップリンクでも上映が始まったようです。
ちなみに原題は「ANY DAY NOW」で、
邦題の「チョコレートドーナツ」は秀逸と思います☆
2014年09月22日
ギエムのボレロ!
もう3週間ほど経ってしまいましたが、
東京バレエ団の創立50周年祝祭ガラで
シルヴィ・ギエムのボレロを観てきました。
ギエムの舞台は今まで何度か観ていますが、
なぜかボレロに関しては未見。
ギエムのボレロを生で観ないでどーする!という感じで
とにかく3ヶ月前に急いでチケットを確保。
月末なのでスケジュールはキツかったのですが
それも覚悟の上でとても楽しみにしておりました^^
上演作品は5つで、ボレロはいちばん最後。
他の4作品についても正直な感想を書いておきますね。
あくまで私見ですので、もしムッとした方いらしたらスミマセン。
「ペトルーシュカ」:
マラーホフ、なんでもっと派手な演目にしなかったの?
「スプリング・アンド・フォール」:
ノイマイヤー振付。シンプルな構成で、こういうの好きです。
「オネーギン」:
残念ながらすべてが暗い…。
ルグリはタッパもあって華やかで舞台映えするけれど、
彼を呼ぶほどの見せ場がなくてなんだか気の毒。
吉岡美佳さんはキレイだった。
「ラ・バヤデール」:
上野水香さん、身体がきくのはよーーーくわかるんだけど。
柄本弾さんは良かったです。
…で、ボレロです。
生オケってやっぱり贅沢。しかもボレロ。しかもギエム。
この作品、円卓の上で踊るので動きが結構制約されます。
それだけに、芯を踊るダンサーの存在感がダイレクトにものを言う。
とても静かなところから、ごく小さな動きから始まって
徐々に周囲の男性ダンサーたちにエネルギーが波及し
あの印象的な旋律の繰り返しが高まりつつ振りと共鳴していく。
とてもドラマチックな構成です。
ギエムは現在49歳ですが、身体の柔軟性、
バネのようなしなやかさに衰えは全く見えず
日々のストイックな鍛錬がうかがわれました。
指先や爪先に至るまで確かな意思が宿り、
自在なコントロールが力強く、美しかった。
舞台を観ながら、私は自然にぽろぽろと涙していました。
感涙というのか、浄化作用に近い気がします。
ボレロの音楽が終わってしまうクライマックスのあの間際、
もっとこの舞台を観ていたいのに!と本当に惜しい気持ちでいっぱいでした。
昔、川口リリアホールに「椿姫」を観に行った時だったか。
カーテンコールで舞台前に駆け寄って花束を差し出した観客に
自分からサッと右手を出して握手していたギエムの姿を見て
気さくな人なんだな、と思ったことを覚えています。
そして東日本大震災が起きた時も、復興支援のために駆けつけて
とびきりの踊りを見せてくれた男前のギエム。
この日のボレロの時空間に立ち会えて幸せでした。
きっとベジャールも会場のどこかにいたんじゃないかな。
この作品をギフトとして世に送り出してくれてありがとう。
※ちなみにギエムは先月、2015年を以て現役引退の旨を発表。
詳細不明ですが、日本でもさよなら公演があるようです。
![IMG_0175[1].JPG](http://funakikaikei.sakura.ne.jp/sblo_files/tokyovegelife/image/IMG_01755B15D-thumbnail2.JPG)
ロビーに飾られていたパネル。今は亡きベジャールとドンの写真も。
東京バレエ団の創立50周年祝祭ガラで
シルヴィ・ギエムのボレロを観てきました。
ギエムの舞台は今まで何度か観ていますが、
なぜかボレロに関しては未見。
ギエムのボレロを生で観ないでどーする!という感じで
とにかく3ヶ月前に急いでチケットを確保。
月末なのでスケジュールはキツかったのですが
それも覚悟の上でとても楽しみにしておりました^^
上演作品は5つで、ボレロはいちばん最後。
他の4作品についても正直な感想を書いておきますね。
あくまで私見ですので、もしムッとした方いらしたらスミマセン。
「ペトルーシュカ」:
マラーホフ、なんでもっと派手な演目にしなかったの?
「スプリング・アンド・フォール」:
ノイマイヤー振付。シンプルな構成で、こういうの好きです。
「オネーギン」:
残念ながらすべてが暗い…。
ルグリはタッパもあって華やかで舞台映えするけれど、
彼を呼ぶほどの見せ場がなくてなんだか気の毒。
吉岡美佳さんはキレイだった。
「ラ・バヤデール」:
上野水香さん、身体がきくのはよーーーくわかるんだけど。
柄本弾さんは良かったです。
…で、ボレロです。
生オケってやっぱり贅沢。しかもボレロ。しかもギエム。
この作品、円卓の上で踊るので動きが結構制約されます。
それだけに、芯を踊るダンサーの存在感がダイレクトにものを言う。
とても静かなところから、ごく小さな動きから始まって
徐々に周囲の男性ダンサーたちにエネルギーが波及し
あの印象的な旋律の繰り返しが高まりつつ振りと共鳴していく。
とてもドラマチックな構成です。
ギエムは現在49歳ですが、身体の柔軟性、
バネのようなしなやかさに衰えは全く見えず
日々のストイックな鍛錬がうかがわれました。
指先や爪先に至るまで確かな意思が宿り、
自在なコントロールが力強く、美しかった。
舞台を観ながら、私は自然にぽろぽろと涙していました。
感涙というのか、浄化作用に近い気がします。
ボレロの音楽が終わってしまうクライマックスのあの間際、
もっとこの舞台を観ていたいのに!と本当に惜しい気持ちでいっぱいでした。
昔、川口リリアホールに「椿姫」を観に行った時だったか。
カーテンコールで舞台前に駆け寄って花束を差し出した観客に
自分からサッと右手を出して握手していたギエムの姿を見て
気さくな人なんだな、と思ったことを覚えています。
そして東日本大震災が起きた時も、復興支援のために駆けつけて
とびきりの踊りを見せてくれた男前のギエム。
この日のボレロの時空間に立ち会えて幸せでした。
きっとベジャールも会場のどこかにいたんじゃないかな。
この作品をギフトとして世に送り出してくれてありがとう。
※ちなみにギエムは先月、2015年を以て現役引退の旨を発表。
詳細不明ですが、日本でもさよなら公演があるようです。

ロビーに飾られていたパネル。今は亡きベジャールとドンの写真も。