
ブログの更新が今月は滞りがちですが
食材も水も気をつけつつ、できるだけ毎日料理しています。
福島の状況は相変わらずでまだ放射性物質は放出中。
東京は220キロ離れてはいるけれど実際のところ
自分の住む土地の状況がどうなっているのかは
測定してみなければわかりません。
新聞にも各地の大気中の最大放射線量は出ているけれど
あれは地上20メートルの位置で測定しているとの説があり
実際はもっと濃いという人もいます。
個人的にガイガーカウンターほしいのだけど
いったいどれが良いのか判らず迷い中。
大気中だけではなく内部被爆もわかるものがイイなあ。
家庭用の普及版レベルではそれは難しいのでしょうか。
フリージャーナリストの上杉隆さんが
講演で話していましたが
チェルノブイリの原発事故の際に
もっとも大きな被害が生じたのは
なんと4号機から280キロも離れた村だったそうです。
それだけ離れているから影響はないと思っていただろうし
政府も何の勧告もしなかったのだけど
実際にはいわゆる「ホットスポット」になっていた。
普通に暮らし続けた村人達は全員、
取り返しのつかない悲劇に巻き込まれてしまいました。
放射性物質は周囲に均一に拡散するわけではないんですね。
天気や風向きや地形がどうしても影響する。
だから飛散予測が重要なわけで。
距離のことでいえば微量とはいえ
チェルノブイリから8000キロも離れた
日本にも飛んできたわけですし。
私は震災以後、外に洗濯物を干せずにいます。
気にし過ぎだとも言われるのですが
雨が降ると「うわぁぁぁ…」という気分にもなり。
せめて福島の収束が見えてきたら少しは安心できそうだけど
内部被爆の問題はむしろこれから年月を経て
社会的にも表面化してくるはずなので
ずっと注意が必要ですね。
でも。
考え方を変えれば日本にはいま、
変化の大チャンスが訪れてる。
これを契機に変わらなかったらもったいないです。
ほんとうに大切なこと、ほんとうの幸せの意味、
そして自分で自分を守ること。
食や暮らしは全ての入口だとおもう。
それに東京一極集中もさすがに変化してくるんじゃないかな。