2013年04月10日

ジャンゴ

先日、やっと「ジャンゴ 繋がれざる者」を観てまいりました。
すごく好き嫌いが分かれる作品だと思いますが、私は面白かったです。
165分という長尺ですが飽きずに最後まで観ることができました。
タランティーノ特有の(とよく言われますね)
長い会話がしばしば入り込む構成も私は全然気にならなかったです。
「袋」の話や「頭蓋骨」の話も、無駄なエピソードとは思えなかったし。

まあ、グロいシーンも結構あるので
そういう系が苦手な方にはお勧めできないですね。
私も得意ではないので奴隷同士のデスマッチシーンは
ちょっと薄目で見てました(汗
クライマックスの派手なドンパチは大丈夫でしたよ。
あれほど激しいとかえって爽快?かもしれません。
ラストシーンなんて…あまりに漫画チックで思わず笑ってしまったほど。

役者も個性派ぞろいで特にシュルツ役のクリストフ・ヴァルツの存在感が秀逸!
彼が主役なんじゃないかと勘違いしそうなほど。
ディカプリオも悪役でしたがやっぱり華があってオーラが半端ないです。
残虐趣味の農園主という役どころで、デスマッチに熱中する狂気の視線が怖い…
でもビジネスにはわりと誠実?だったりする。
執事頭の黒人、スティーブン役はサミュエル・L・ジャクソン。
かなーり重要な役でインパクトも大きかった。
ぎょろりとした目が不気味でした(最期は可哀想でしたが)。

ジャンゴ役のジェイミー・フォックス、
早撃ちスタイルは非常にカッコ良かったけれど
上記の3人に比べてしまうとちょっと地味なのですね〜。
だんだん服装がスタイリッシュになっていって
最後のワインレッドの衣装はとても似合っていたけれど。

ネタバレになるので詳しくは書きませんが
話の展開上、クライマックスが分割された感があって
ちょっと緊張が切れるのがやや惜しいような。
ほんの少しだけ、冗長に思える箇所も正直ありました。

もっとも疑問なのが、シュルツの人物像が今一つよくわからないこと。
奴隷制度に反感を持っていたことは確かとしても
徹底した人権主義者とも言い切れないし
なぜジャンゴをああまでして助けたのかちょっと根拠が弱い。
人種を超えた固い友情で結ばれていたのかもしれませんが、
それが育っていく過程は特に描かれていない。

ただ、この映画は社会派の作品というよりは明らかにエンタメ。
人種を超えて芽生えた友情とリベラルな人権意識を期待するよりも
奴隷制度と賞金稼ぎと西部劇が融合した
荒唐無稽かつホットなアクション映画と考える方が正解だと思う。
私はとても面白く観ました。
“イケそう”と思われた方にはお勧めですっ!!
posted by masako at 22:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 見てきました。
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