2012年01月15日

はじめてのうどん作り。

また更新が滞ってしまいました。すみません。
四国旅行の話を再開です。ちなみに今回長文です。


旧金毘羅大芝居の素敵な劇場を見学した後、
てくてくと参道を下って「中野うどん学校」へ。
ここではうどん作りを体験でき、
それをその場で試食することもできるのです。
http://www.nakanoya.net/

琴平校本館2階に到着した私達は
他の受講生の方々と一緒に教室の長テーブルにつきました。
この時は確か4グループ、合計20名弱の受講生が集合。
各自の目の前には既にこねられて
四角く成型された小麦粉生地が置かれています。ほぅ。

まずこれを縦置きし、手のひらで延ばす作業を開始。
その後に机の引き出しに入っている長ーい麺棒に巻きつけて
さらにさらに薄くします。これがちょっと難しい。
そして麺棒でキレイに延ばした後に屏風畳みにして
包丁でさくさくと切っていきます。
お蕎麦ほどの細さではないけれど結構細め。
切り終えたうどんは軽くほぐして
机の上に準備されていた重箱に入れておきます。
これは後で試食するための分。

〜そしていよいよ自分たちで
 粉と水を使ってうどん作りに挑戦開始〜


まず材料の説明。
これはもうシンプルに小麦粉(中力粉)と塩と水。
塩と水はすでに食塩水になっていましたが
この濃度は季節ごとに変えるのだそうです。
夏がいちばん薄目、冬は濃度は濃い。
春と秋はその中間。

まずは小麦粉をボールに入れて食塩水を注ぎ
初めは練らないように混ぜていきます。
空気も一緒に混ざるようにバサッという感じ。
充分に混ざったらこね始め、耳たぶぐらいの堅さにします。

纏まった生地を丸めてビニール袋に入れたら今度は足踏み。
いきなり賑やかに某アイドルグループの曲が掛かり
タンバリンを手にした先生からは「リズムに合わせて〜」と指示が飛ぶ。
各グループきゃあきゃあ言いながら皆大騒ぎで踏み始めました。
甥っ子も小さな足で一生懸命踏んでます。ガンバレ小1男子。
1回あたりは3〜4分だったと思いますが
何回かに分けて踏んだので15分ぐらいは踏んでいたはず。
これでうどんのコシが出るわけですね〜。

踏み終わった生地は団子状に丸めてたたみ、
各自ビニール袋にピチッとしまいます。
手順としてはこの後に熟成醗酵(冬場は2〜3時間)。
この生地は必ず3日以内に食べて下さいとのことでした。

さてさて、これでようやく先程切り分けておいた
うどんの試食タイムとなりました。
教室から食堂のフロアに移動し、
自分たちで延ばして切ったうどんを釜揚げで頂きました。

釜揚げだったせいか?予想ほどの
モチモチ・プリプリ感はなかったのだけど
遅めのお昼にもボリューム充分な美味しいうどんでした〜
釜揚げは生醤油で頂くので問題なくベジOKだし。

1201152.jpg 1201153.jpg 1201154.jpg

うどん学校で貰った秘伝帳なる巻物(というか掛け軸)。
掛け軸の芯に入っている棒がうどん用の長い麺棒になってます。
掛け軸を広げると中身はうどんの作り方の解説と「卒業証書」でした。
これで最終学歴は「中野うどん学校」?
卒業証書の下には金比羅さんの地図も印刷されていましたです。


ちなみに、東京に持ち帰った生地は
体験入学を思い出しつつ
どうにか自宅キッチンで延ばして切って茹でたら
モチモチのプリプリで非常に美味しかったですよ。
やっぱり茹であげを冷水で洗う過程が
モチ・プリには必須なのか…?

120115.jpg 高知の日曜市場で買ったほうれん草を乗せてみた



そして旅は徳島を通過して高知市へ向かうのです。
しつこく続く。
posted by masako at 22:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅行
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