2011年05月07日

「祝(ほうり)の島」

この連休中にポレポレ東中野で開催されていた
「特集上映 25年目のチェルノブイリ」に行ってみました。
http://www.mmjp.or.jp/pole2/
まずは「祝(ほうり)の島」についてご報告。

瀬戸内海有数の漁場、周防灘と伊予灘の間に位置する「祝島」。
過疎化と高齢化に悩みながらも
今なお漁業の盛んな自然の美しい島です。
その祝島の対岸わずか4キロの田ノ浦に
1982年、原子力発電所の建設計画が浮上。
当然島では激しい反対運動が持ち上がり、
以来、多くの訴訟や政治的闘争を繰り広げつつ
30年近い反対運動は今なお続けられています。
この映画はそうした島民の日常を追いながら
原発建設反対運動を描いたドキュメンタリー。

まず何よりも、地に足つけて生きてきた人々の
魂からの叫びが本当に胸を突きます。
祝島はもとは「岩井島」だったというぐらい
岩だらけで平地が少なく、
決して人が住むのに恵まれた環境ではなかったけれど
その分、自然に寄り添って謙虚に懸命に生きてきた
島の人々の結束は固かったようです。

それが原発問題を境に反対派(9割)と推進派(1割)で
人の絆までバラバラにされてしまった。
元々はみな良い人なのに、それがとても悲しいと話す
島民の方の言葉がいちばん印象的でした。

でも島の人たち、特に女性が明るい、逞しい。
笑うときはもう大笑いで笑い転げる、その明るさ、強さ。
その姿に救いを覚えます。
そして反対デモはなんと30年近く毎週続けられている。
みんなで「原発絶対反対」の鉢巻をきりりと締め、歩く、歩く。
飼い犬まで鉢巻つけて歩いている。
その粘り強さにまた驚愕。本気なんですね。

上映終了後、ポレポレの場内には拍手が沸き起こりました。
上関原発は現在、福島の影響もあり
一時的に計画をを凍結しているそうです。
しかしながらまだ撤回には至っていません。

東中野での特集上映は終了しましたが、
今後も「祝の島」は各地での上映が予定されています。
都合があえば是非、足を運んでみて下さい。
http://www.hourinoshima.com/

上関原発問題についてはこちらもご参照を。
まずはぜひ、知って下さい。
http://stop-kaminoseki.net/
posted by masako at 07:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 見てきました。
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