
先日、赤坂ACTシアターで
ミュージカル「シカゴ」を観てきました。
http://www.chicago2009.jp/
実は先月、ブロードウェィでもこの作品は観てきたのですが
その時点では映画も見ていなくて
おおざっぱなストーリーしか知らず
英語の台詞もよくわからなかったので消化不良気味。
NYからの帰りの飛行機の中では
特に前半のダンスシーンを観たいがために
4回もリピートして見直してました。
冒頭のall that jazzのキャサリン・ゼタ=ジョーンズの
迫力と存在感が圧倒的!
女囚6人のタンゴも小気味良くて大好きなシーンです。
映画が良かったために
余計にまた生の舞台を観たくなり…
そして絶妙のタイミングで「シカゴ」日本公演。
これは行かねばなるまい…と考えていたことろ
上手い具合に割引のチケットが手に入り

行ってまいりました♪
舞台の設定と演出はブロードウェイとほぼ同じ。
アンバサダー劇場よりも赤坂の方が少し広く感じました。
生オケ(というかバンドですね)が舞台上に設置されているので
主なアクティングエリアは舞台の前っ面だけになります。
必然的に斜めの動きなどはかなり制約されるのだけど、
いわゆるフォッシースタイルにハマると気にならず
展開を単調に感じるようなことは全然ありません。
台詞はもちろん英語ですが今度は字幕つきなので
消化不良のストレスもなし

ただロキシーがフレッドを殺害する動機が
少しわかりにくいかな?
映画では、ナイトクラブで歌うヴェルマの映像と
彼女に憧れ、明日のスターを夢見ながら
フレッドの仕掛けた嘘に陥るロキシーの映像が
効果的に交錯していく演出なのでかなり判りやすいのです。
このフレッド・ケイスリー役が
唯一の日本人キャストの大澄賢也でした。
今年で44歳だったんですね。
すごいチャレンジだと思いました。
ダンスのキレは申し分ないし、
フレッド役は合っていると思います。
カーテンコールでもひときわ大拍手を受けていました。
他にはロキシー役の女優さんがとても魅力的でした。
ダンスも演技も、とても表現力豊かでチャーミング。
映画版のキャストも相当絶妙だったので
ちょっと先入観がありましたが
ツアーキャストのロキシーも素敵でした。
「シカゴ」、しばらくハマりそうです…

それではみなさま♪
ちょっぴり焦り顔の?うちのお嬢さんの画像をどうぞ
