ローマの話をもう少しだけ続けます。
2016年はいつくしみの特別聖年にあたり、
聖年のみ開かれる聖なる門「HOLY DOOR」をくぐると
教皇様からの証明書が貰えることになっていました。
もちろん今回の巡礼は四大バジリカすべて通ることになっています。
ローマ市内でもあちこちでいつくしみの特別聖年のロゴを見かけたし、
そのせいなのか巡礼者もやたら多かったような…
まあ、いつでもローマは大混雑なんですよね、きっと。
クルマもとにかく多いのだけど、これは日本と違って
車庫証明を取るのがあまり厳しくないからだそうな。
だから路上駐車が多いということらしく。
今回はローマ2日目にバチカン美術館見学か市内の徒歩巡礼、
またはその両方という3コースの選択肢がありました。
私は徒歩巡礼のみのコースを選択。
街中を歩きつつ、初めて聖アグネスの教会や
聖アウグスティーノ(アウグスティヌス)の教会にも立ち寄ることができました。
実は亡くなった父の霊名が「アウグスティーノ」なのです!
そしてアウグスティーノの母「モニカ」は
子宝・安産の聖人として親しまれていることも初めて知りました。
途中で甘ーいジェラート(盛りがすごいんです)も楽しみつつ
最後はフランシスコ・ザビエルの右手が聖遺物として安置されている
ジェズ教会にて3コースが無事に合流。
その後の御ミサは教会隣接のイグナチオの自室にて行われました。
ジェズ教会はイエズス会の母教会で、天井画の美しさでも有名です。
あまりゆっくりお御堂を見学できなかったのですが
後程写真のアップに挑戦してみます。
そして翌日は移動日。
アムステルダム経由でトゥールーズに飛び、陸路でルルドに移動。
今回、移動はすべて乗り継ぎ・乗り継ぎでした。
スケジュール上、この日だけは時間が取れず、御ミサ無し。
せめてと思い夕食後にろうそく行列を見に行きました。
夜はちょっぴり寒かったけれど、賑やかさに驚きました。
車いすでの参加者も数百人ではきかなかったでしょう。
そしてそれを支えるボランティアさん達…。
ルルド編は、次回に続きます。