2017年01月07日

霊躁で巡る祈りの旅(1)

2016年の9月末から10月にかけての10日間、
母とともに3年ぶりの海外巡礼に参加しました。
ちなみに、3年前に行ったのはイスラエル。
全く想像もつかなかったカルチャーショックの連続で
大変に心に残る経験となりました。

今回目指したのはヨーロッパです。
イタリア、バチカン、フランス、スペインを巡る10日間の旅でした。
いつも巡礼記をブログに書こうとしては挫折しているので
とにかく覚えているうちに書き出してみます。

実はローマは巡礼でしか訪れたことがなく、
あまり一般の観光地に行ったことがありません。
せいぜいトレビの泉ぐらいでしょうか。
でもカトリックの洗礼を受けた場所なので
ちょっと特別な思いのある土地です。

今回、2005年に洗礼を授かった場所で4大バジリカの一つ
「城外のパウロ大聖堂」も目的地に入っていたため
自分が洗礼を受けた小聖堂を今度こそ確かめようと
ちょっと楽しみにしていました。

結論から言うと・・・

分からなかったのですが。

一般公開されていない『サクラメントの小聖堂』らしいということは判明。
その場所に行けなかったのは残念だったけれど、
懐かしのパウロ大聖堂を再訪できたことは素直に嬉しかった!です。

また、今回はフランシスコ教皇様の一般謁見にも初参加。
とにかく大人気で、早い時間から多数の人が集まっていました。
赤ちゃんを抱っこしているとよく祝福して下さるので子連れの人も多かったし、
そしてよく見かけたのがウェディングドレス姿の女性達!
もちろん本当に挙式のカップルもいたのでしょうけれど
これはコスプレじゃないのかな?っていうカップルもいたような。
ドレス姿なのにメイク手抜きで髪がボサボサとか・・・ないでしょ、それは。
もうとにかくみんなフランシスコの目に留まりたくて一生懸命なんですね。
教皇様もミサ開始前からオープンカーで
通路をぐるぐる走り回って手を振って下さるし。

御ミサでは教皇様のお説教後に、司教様方が
それぞれ他言語で訳して下さるのだけどさすがに日本語はない。
私達はガイドのカオリさんの通訳をイヤホンで聞いていました。
カオリさんはローマ在住の日本人で、
見た目は普通のお姉さんのような親しみやすさですが
すんばらしいプロフェッショナルなガイドさんでした。
彼女のお蔭で今回のローマはとても楽しかったです。

残念だったのは食事がイマイチだったこと。
数年前に別の旅行会社の企画で訪れた時はどこも美味しくて
シンプルなトマトソースのパスタに赤ワインと美味しいパンがあれば
他は何も要らないっていうぐらいに満足だったのですが
なぜか今回のツアーに組み込まれたローマのホテル、レストランいずれもちょっと…
名前は伏せておきますが、ホテルの対応もイロイロあまり良くなかったです。
日本でもよく知られた四つ星ブランドなんですが。

旅はこの後、ルルド(フランス)、サラゴサ、バルセロナへと
移動していくのですが、この時はまだ最終日の大騒動を
もちろん誰も予想していなかったのでした・・・(つづく)
posted by masako at 23:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅行